“みやげもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
土産物95.7%
家苞物2.2%
見舞物2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人も不審に思い「何か妹に用でもあるのか」大原「イイヤそうではないが僕は昨日のお礼にお登和さんの所へ土産物みやげものを持って来た」
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
私はその金でカルカッタに居る時分随分沢山参考書を買い、なおネパール国王に上げる家苞物みやげものにもなかなか沢山金をついやしたけれども、三百ルピーの金が余って居ったです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
水蜜桃すいみつとうや、林檎りんごや、枇杷びわや、バナナを綺麗きれいかごに盛って、すぐ見舞物みやげものに持って行けるように二列に並べてある。庄太郎はこの籠を見ては綺麗きれいだと云っている。
夢十夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)