“みずびた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水浸66.7%
洪水浸33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はあ、持って来たことには来たんですけれど、駄目なんです。ゆうべ、ボートの中が水浸みずびたしになって、絶縁ぜつえんがすっかり駄目になりました。はなはだ残念です」
幽霊船の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
たいへんたいへん、大洪水だいこうずいだ。何しろ氷山も雪原せつげんも一度に融けだしたんだから、町という町、防空壕ぼうくうごうという防空壕は水浸みずびたしになり、水かさはどんどんえていく。
今年は、はア、洪水浸みずびたしの米ばかり残っていて、まアだ食いきれねえでいんだよ。いくら団子にしても、へな餅にしても、鶏や牛にやってもやりきれねえ。
(新字新仮名) / 犬田卯(著)