“絶縁”の読み方と例文
読み方割合
ぜつえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はあ、持って来たことには来たんですけれど、駄目なんです。ゆうべ、ボートの中が水浸みずびたしになって、絶縁ぜつえんがすっかり駄目になりました。はなはだ残念です」
幽霊船の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかしオールソ族だけは、地底にあったがゆえに、この大殺戮だいさつりくからのがれたのである。そして、かれらの地底生活が始まった。かれらは文明的に、われらの世界から完全に絶縁ぜつえんされるにいたった。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
だが、この細長いちまたの無人島は、完全に人間界を絶縁ぜつえんされてあった。
見えざる敵 (新字新仮名) / 海野十三(著)