トップ
>
みあげじわ
ふりがな文庫
“みあげじわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
見上皺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見上皺
(逆引き)
仲仕切の
暖簾
(
のれん
)
に、人影が、そぼ降る雨に陰気に
映
(
さ
)
すと、そこへ、額の抜上った、
見上皺
(
みあげじわ
)
を深く刻んだ、頬のげっそりこけた、ばさばさ
乾干
(
しな
)
びた、色の悪い
婦
(
おんな
)
の
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そのまま
連
(
つれ
)
に連れられようとして、ふと見ると、一方は丘を、一方は谷の、がけ際の山笹を、ひしゃげた茶の
釜底帽子
(
かまそこぼうし
)
が、がさがさと、
乾
(
から
)
びた音を立てて
揺
(
ゆす
)
って、
見上皺
(
みあげじわ
)
を額に刻んで
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みあげじわ(見上皺)の例文をもっと
(2作品)
見る