“まよひご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
迷児50.0%
迷失兒50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は七つの時田舎の叔父と京都へ行つて迷児まよひごになつた時、親切さうに宿へ送り届けてやると言つて、私を町中引つ張りまはしながら、終ひに私の羽織を脱ぎ取つて行つた人のことを思ひ出して
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
一座は此遊の可笑をかしき話柄わへいを得たりとて打ち興じ、杯を擧げて、此迷失兒まよひごの健康を祝しつ。こゝの葡萄酒はいと旨きに、人々醉を帶び、歡をつくして分れぬ。