“まやこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
麻耶子75.0%
摩耶子25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
槇子まきこ麻耶子まやこあずささんをはじめ五人のやんちゃなお嬢さんたち。秋作氏。久世くぜ氏。保羅ぽうるさんに礼奴れいぬさん。四人の科学者たち。それから、まだ続々。
沼間ぬま夫人と森川夫人と従妹いとこ麻耶子まやこは、今夜の接待係りなので壁煖炉シュミネのところにいるボクさんや久世くぜ氏、ご母堂と話をしている苗木売りのお爺さん、丹沢山たんざわやまの、あの四人の科学者たちに
そこで彼は、近ごろ、北国から連れ帰った十五歳の摩耶子まやこを、わざと、茶々の前で、愛して見せた。あきらかに、茶々のひとみは、気をもみ始めている。——今夕の場合も、それだった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)