“摩耶子”の読み方と例文
読み方割合
まやこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで彼は、近ごろ、北国から連れ帰った十五歳の摩耶子まやこを、わざと、茶々の前で、愛して見せた。あきらかに、茶々のひとみは、気をもみ始めている。——今夕の場合も、それだった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)