“まみづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
淡水90.0%
真水10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一年の中ある時の外、使はなかつた神秘の水のあつた事を、別の機会に書きたいと思うてゐる。神聖な淡水まみづが、海から地下を抜けて、信仰行事の日の為に、湧き出るのだと思うてゐたらしいのである。
河童の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
常無きはいよよ清明さやけしさらさらに冬の淡水まみづもながれ來にけり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
門川は黒きのみなる鯉生きて初冬の真水まみづほそりたりけり
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
白鱗びやくりん三色さんけの鯉のさやけきは氷中花とも澄みて真水まみづ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)