“まつさかり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
眞盛50.0%
真盛50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西日の眞盛まつさかりで、川水もどんよりと澱み、部屋いつぱいに差込む日脚を除ける爲めにカアテンを引くと、風は少しも通さない。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)
うら悲しい思ひと、夕の冷気に襲はれて、思はず身ぶるひを致しました時、白く枯れた萱の葉の音が一しきりさびしく響き渡りました。アヽ、今は冬は真盛まつさかりです。
田舎からの手紙 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)