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ぼんちょうちん
ふりがな文庫
“ぼんちょうちん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
盆提灯
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盆提灯
(逆引き)
色の白い、眉の迫った、
痩
(
や
)
せぎすな若主人は、
盆提灯
(
ぼんちょうちん
)
へ火のはいった縁先のうす明りにかしこまって、かれこれ初夜も過ぎる頃まで、
四方山
(
よもやま
)
の世間話をして行きました。
妖婆
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
夏の下町の
風情
(
ふぜい
)
は大川から、夕風が
上潮
(
あげしお
)
と一緒に押上げてくる。洗髪、
素足
(
すあし
)
、
盆提灯
(
ぼんちょうちん
)
、
涼台
(
すずみだい
)
、
桜湯
(
さくらゆ
)
——お邸方や
大店
(
おおだな
)
の歴々には味えない町つづきの、星空の下での懇親会だ。
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
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