“ぼくや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
牧野66.7%
僕射33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その国のもっと平坦な部分には、焼かれた家の跡があり、牧野ぼくやには、そこで草をたべていた家畜の死骸が、あちこちにごろごろしていました。
牧野ぼくやの一戦、血、きねただよわす
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
むかし、支那の晋代に人並はづれた酒好きで、一度飲むと、三日も酔が醒めないところから、三日僕射ぼくやといふ綽名を取つた周顗しうぎといふ人があつた。この人の子孫に周顒しうぎようといふ清貧な隠者がゐた。
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)