“ぼうとうざん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
㟐蕩山66.7%
芒蕩山33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泗上しじょうの亭長に身を起したまい、三尺の剣をさげて、白蛇を㟐蕩山ぼうとうざんに斬り、義兵をあげて、乱世に縦横し、三年にしてしんをほろぼし、五年にしてを平げ、大漢四百年の治をひらいて
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
遂に、帰路をも遮断されてしまい、むなしく彼は㟐蕩山ぼうとうざん方面へ落ちのびて行った。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ぜひなく㟐蕩山ぼうとうざんにのがれて、山賊をやっていた」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そしてこれにも打勝ったすえ、やがて芒蕩山ぼうとうざん三魁さんかいといわれる三名の賊将をとりこにして帰り、彼らのこうを入れて、即日、新顔の列に加えていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まもなくまた、はく中の大兵は、徐州じょしゅう沛県はいけん芒蕩山ぼうとうざんへ出撃して行った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)