“㟐蕩山”の読み方と例文
読み方割合
ぼうとうざん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泗上しじょうの亭長に身を起したまい、三尺の剣をさげて、白蛇を㟐蕩山ぼうとうざんに斬り、義兵をあげて、乱世に縦横し、三年にしてしんをほろぼし、五年にしてを平げ、大漢四百年の治をひらいて
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
遂に、帰路をも遮断されてしまい、むなしく彼は㟐蕩山ぼうとうざん方面へ落ちのびて行った。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ぜひなく㟐蕩山ぼうとうざんにのがれて、山賊をやっていた」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)