“ほりいど”の漢字の書き方と例文
語句割合
掘井戸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立派ではないが建てはなしの納屋、浴室、窖室あなぐらもあり、裏に鶏を飼い、水も掘井戸ほりいど、山から引いたのと二通りもあって、贅沢ぜいたくはないが不自由もない住居だ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
横にもたてにも水をひく工事は発達して、掘井戸ほりいどは家々にちかくなり、共同のいずみまでみにゆくひつようが、多くの村里むらざとではなくなってしまった上に、さらに手桶ておけというものが発明せられて
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)