“ほそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鋪装57.1%
捕蚤14.3%
歩走14.3%
舗装14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アーケードのついた明るいマーケットふうの通りができ、その道路も、固く鋪装ほそうされてしまっている。
夏の葬列 (新字新仮名) / 山川方夫(著)
もし鼠が人間なら捕蚤ほそうの懸賞でもするところだろう。ついでにペストの本家本元たるインドでは宗教上の迷信から殺生を絶対的に忌むので、鼠狩りの実行が甚だ困難なようである。
話の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
歩走ほそう飛伏ひふく、一進一退、陣法の節を教え、克己こっきの精神をたたき込み、刺撃しげき、用剣の術まで、習わせた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もっとも刑務所内は、どこもかしこも舗装ほそうされていて、足あとがつかないようにできていたし、塀の外もまた舗装の道路だから、足あとはのこらなかった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)