“ほうらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蓬莱97.2%
鳳来2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしてマルコポロは支那人より伝聞したのであって、支那では秦皇漢武しんのうかんぶ以来日本を蓬莱ほうらい島とし、来って仙を求めたものである。
日本の文明 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
さながら人間の皮肉を脱し羽化うかして広寒宮裏こうかんきゅうりに遊ぶ如く、蓬莱ほうらい三山ほかに尋ぬるを用いず、恍然こうぜん自失して物と我とを忘れしが
良夜 (新字新仮名) / 饗庭篁村(著)
これから先は、雨乞あまごい鞍掛くらかけ鳳来ほうらいたけと、山また山ばかり。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)