“ほうねんしょうにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
「たとへ
法然上人にすかされまゐらせて念仏して
地獄におちたりとも、さらに
後悔すべからずさふらふ」という
親鸞の言葉と、
一脈相通ずるところがあるからなのかもしれない。
「この世の渡りようは念仏申さるるようにすべし」というのが
法然上人のいわれた言葉であります。つまり何が善であるか、何が悪であるか。また何が自分にとって益であるか損であるか。
僧三
法然聖人御入滅後法敵多き浄土門を一身に引き受けて今日の御繁盛をきたしましたのは、まったくお師匠様のお徳でございます。
なにしろ
土佐の国と
越後の国ではとても再会のできないのは知れていますからね。それに
法然聖人は八十に近い御老体ですもの。
善導の御釈偽りならずば
法然聖人の
御勧化よも
空言ではありますまい。(間)いやたとい法然聖人にだまされて地獄に
堕ちようとも私は恨みる気はありません。