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ほうとうくめん
ふりがな文庫
“ほうとうくめん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蓬頭垢面
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓬頭垢面
(逆引き)
その身なりも名和一族のきらびやかにひきかえて、彼は島以来の
荒海藻
(
あらめ
)
にひとしい囚衣のままだし、もとより
冠
(
かむり
)
はいただかず、
蓬頭垢面
(
ほうとうくめん
)
そのものだった。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蓬頭垢面
(
ほうとうくめん
)
、
襤褸
(
らんる
)
を身に包み、妻子なく、家産なく、たゞ一ヶの
大桶
(
おほをけ
)
をコロガシ歩いて、
飄遊
(
へういう
)
風の如く、
其処
(
そこ
)
の花蔭、
此処
(
ここ
)
の樹下と、一夜一夜の宿りも定まらず。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
文字どおりな
蓬頭垢面
(
ほうとうくめん
)
を持った彼が、約ふた月ほど後、山から里へ下りて来た。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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