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べんけいごうし
ふりがな文庫
“べんけいごうし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
弁慶格子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弁慶格子
(逆引き)
弁慶格子
(
べんけいごうし
)
の広袖に
丸絎
(
まるぐけ
)
の帯を前に結び、五十貫もある鉄棒を軽々と
携
(
さ
)
げたその姿は
可笑
(
おか
)
し
味
(
み
)
もあれば凄くもある。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「一人は
旅装
(
たびよそお
)
いの三十二、三、これは武家
態
(
てい
)
でござって、一人は
弁慶格子
(
べんけいごうし
)
の着ものを着た町人でござりました」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
青扇は茶碗をむりやりに僕に持たせて、それから傍に脱ぎ捨ててあった
弁慶格子
(
べんけいごうし
)
の
小粋
(
こいき
)
なゆかたを坐ったままで素早く着込んだ。僕は縁側に腰をおろし、しかたなく茶をすすった。
彼は昔の彼ならず
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
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