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べつごしら
ふりがな文庫
“べつごしら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
別拵
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
別拵
(逆引き)
鎌倉殿から格別なお扱いをいただいて、三百ぢかい
手下
(
てか
)
をバラ撒き、宮中なら
御息所
(
みやすんどころ
)
の床下から、
清涼殿
(
せいりょうでん
)
の
梁
(
うつばり
)
の数まで読みそらんじている
別拵
(
べつごしら
)
えな人間様だぞ。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かつて京の小酒屋で見たような逞しい闘犬が、
別拵
(
べつごしら
)
えの“御犬輿”の上に
担
(
にな
)
われて、傲然と、路傍の庶民を
睥睨
(
へいげい
)
し、武士数十人をしたがえて、今日の
曠
(
は
)
れの場、鳥合ヶ原へ向って行くのだ。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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