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ふるわらじ
ふりがな文庫
“ふるわらじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
古草鞋
87.5%
古鞋
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古草鞋
(逆引き)
緩
(
なだ
)
らかな傾斜となって、霧の中へ、するすると登っている、登山客の脱ぎ捨てた
古草鞋
(
ふるわらじ
)
が、枯ッ葉のように点を打って、おのずと登り路の
栞
(
しおり
)
となっている、路傍の
富士薊
(
ふじあざみ
)
の花は
雪中富士登山記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
今日では小石を石の
鳥居
(
とりい
)
の上に乗せて見ようとし、または
沓掛
(
くつかけ
)
といって、馬の
沓
(
くつ
)
や
古草鞋
(
ふるわらじ
)
を投げあげるようにもなっており、子どもや若い者の
慰
(
なぐさ
)
みくらいにしか考えられておるまいが
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ふるわらじ(古草鞋)の例文をもっと
(7作品)
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古鞋
(逆引き)
太い木の枝を杖に突いて、ポコポコ、ポコポコ破れた
古鞋
(
ふるわらじ
)
の足元から砂煙りを立てながら歩いて来た禰宜様宮田は、とある堤に荷をもたせかけるようにしてホッと息を入れた。
禰宜様宮田
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
ふるわらじ(古鞋)の例文をもっと
(1作品)
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