“ふるぎや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古着屋33.3%
估衣舗16.7%
古着商16.7%
古著屋16.7%
古衣屋16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「頭をなぐったって! なんてらんぼうなことをするんだ。古着屋ふるぎやはきみになぐられるようなことをなにもしていないよ……考えてみたまえ」
そして一軒の估衣舗ふるぎやを見つけると、弟に着物をきかえさせて、街外れまでやって来た。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
其ののち浅草仲町の富田屋という古着商ふるぎやから嫁を貰いましたが、此の嫁も誠に心懸けの良い婦人でござりまして、母に孝行を尽したという末お目出度いお話でござります。
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
明治二年七月八日発行の明治新聞と云うのに、浜田藩の淀藤十郎と云うのが、古著屋ふるぎやからであろう、蚊帳かやを買って来て、それを釣って寝たところで、その夜の半夜よなか頃、枕頭へ女の姿があらわれた。
女の出る蚊帳 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
片側かたかは古衣屋ふるぎやつづき
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)