“ふたあしみあし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二歩三歩46.2%
二足三足46.2%
二三歩7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そう。じゃ、またその中、どこかでうだろう。」とそのまま行きかけるので、君江は住処だけでも聞いて置きたいと思って、二歩三歩ふたあしみあし一緒に歩きながら
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
が、二足三足ふたあしみあし踏み出したと思うと、「御主おんあるじ」と、切れ切れに叫んだなり、茫然とそこへ立ちすくんでしまった。
神神の微笑 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
たしかに男である、また小供こどもでもない。何かしきりに拾ってはかごおけかに入れているらしい。二三歩ふたあしみあしあるいてはしゃがみ、そして何か拾っている。
忘れえぬ人々 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)