“ふさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不参25.0%
不參25.0%
埠桟25.0%
普賛25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「が、不参ふさんも生じますので」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
主税之助不參ふさんの儀甚だ等閑なほざりなりと申さぬばかりの樣子にて少しいきどほりを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
と、玄徳は劉琦と共に、急いで楼を降り、埠桟ふさんにたたずんで待ちかまえていた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
頡利きつりは盟に背いてとりこにせられ、普賛ふさんは鵞を鑄って誓を入れ、新羅しらぎは繊錦の頌を奏し、天竺てんじくは能言の鳥を致し、沈斯ちんしは捕鼠の蛇を献じ、払林ふつりんは曳馬の狗を進め、白鸚鵡は訶陵かりょうより来り
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)