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ふきあお
ふりがな文庫
“ふきあお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
吹煽
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吹煽
(逆引き)
吻
(
ほっ
)
と一息つく間もない、
吹煽
(
ふきあお
)
らるる北海の荒浪が、どーん、どーんと、ただ
一処
(
ひとところ
)
のごとく打上げる。……歌麿の絵の
蜑
(
あま
)
でも、かくのごとくんば
溺
(
おぼ
)
れます。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一度は、たとえば、
敦賀
(
つるが
)
湾でありました——絵にかいた
雨竜
(
あまりょう
)
のぐるぐると輪を巻いて、
一条
(
ひとすじ
)
、ゆったりと尾を下に垂れたような形のものが、降りしきり、
吹煽
(
ふきあお
)
って空中に薄黒い列を造ります。
雪霊続記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ふきあお(吹煽)の例文をもっと
(2作品)
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