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ふかざけ
ふりがな文庫
“ふかざけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
深酒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
深酒
(逆引き)
虫歯が出来たし、胃が弱くなって、
深酒
(
ふかざけ
)
をすると、
翌
(
あく
)
る日は一日台なしになってしまう。
生活
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
お蔦 やけの
深酒
(
ふかざけ
)
は毒と知りながら、ぐいぐい
呷
(
あお
)
って暮すあたしに、一文なしも
糸瓜
(
へちま
)
もあるもんか。お前さん大
食
(
ぐら
)
いだろうから、それじゃ足りない、これもあげるから持ってお行き。
一本刀土俵入 二幕五場
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
三田は縁側の
玻璃
(
ガラス
)
戸をしめて、寢床の上に大の字になつた。風に吹かれてゐる間は、すつかり醉もさめた氣でゐたが、横になつて見ると
深酒
(
ふかざけ
)
の名殘は蒸暑く胸から上に押上げて來た。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
深酒
(
ふかざけ
)
の
翌朝
(
あくるあさ
)
の早起は、自分自身に對しても
負嫌
(
まけぎらひ
)
で押通す三田のならはしだつた。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
ふかざけ(深酒)の例文をもっと
(3作品)
見る
“ふかざけ”の意味
《名詞》
過度に酒を飲み過ぎること。
(出典:Wiktionary)