“びんが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頻伽50.0%
頻迦25.0%
鬢香25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高野こうやの奥の高野杉には、天上の鳥という頻伽びんがの声が、澄みぬいている。ここでは、下界でいうもずも、ひよどりも、あらゆる雑鳥も一様に迦陵頻伽かりょうびんがのさえずりであった。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
じて我ぞよりたる小柱に鬢香びんがのこらむ其下そのもとに寝よ
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)