“びょううち”の漢字の書き方と例文
語句割合
鋲打100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鋲打びょううちの鉄門のかげに、槍ぶすまの光芒こうぼうを感じると、さすがに、武蔵もためらった。
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
するとほとんをおかずに、そこから鉄にびょうを打ち込むリベット・ハンマー(鋲打びょううちつち)の音がタタタタタと聞えはじめた。一男には気のせいかその音が、ほかの音より元気がないような気がした。
秋空晴れて (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)