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びたせん
ふりがな文庫
“びたせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鐚銭
70.4%
鐚錢
29.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鐚銭
(逆引き)
いつか、月ノ宮の
鳥居
(
とりい
)
の下で見たこともあるが、
蛾次郎
(
がじろう
)
は、ただの
物貰
(
ものもら
)
いとしか思わないので、いまの餅屋のおつりのうちから
鐚銭
(
びたせん
)
を一枚なげて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
亭主が何しろ半兵衛で
鐚銭
(
びたせん
)
一文持たないごろつきであるから、入院などとても
覚束
(
おぼつか
)
ない、助けると思ってここに治るまで寝かせてくれとすがり附いて頼んだ。
光の中に
(新字新仮名)
/
金史良
(著)
びたせん(鐚銭)の例文をもっと
(19作品)
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鐚錢
(逆引き)
「青錢や
鐚錢
(
びたせん
)
を小粒に變へたのも、皆んな秀の野郎の細工さ。秀はあの屋敷の中の樣子が知りたかつたんだ」
銭形平次捕物控:009 人肌地藏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
と言つたやうな騷ぎ——、事實、人肌地藏の臺石の上に置いた青錢や
鐚錢
(
びたせん
)
は、時々、丁銀や豆板銀に變つたり、
稀
(
まれ
)
には一分金に變つて居ることもあるのでした。
銭形平次捕物控:009 人肌地藏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
びたせん(鐚錢)の例文をもっと
(8作品)
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