“ひッつかま”の漢字の書き方と例文
語句割合
引掴100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取られたと思うと、気が着いて、ただち其奴そいつ引掴ひッつかまえて、車掌とで引摺下ろしたまでは、恐入って冷却していたその攫徒がだね、たちまち烈火のごとくにたけり出して、坂田氏をなぐった騒ぎだ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)