“ひめがき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
女墻25.0%
姫垣25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一枚の火の、丸形に櫓をつつんで飽き足らず、横に這うてひめがきの胸先にかかる。炎は尺を計って左へ左へと延びる。たまたま一陣の風吹いて、逆に舌先を払えば、左へ行くべきほこさきを転じて上に向う。
幻影の盾 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
我は進めり、わが導者はたえず岩に沿ひて障礙しやうげなき處をゆけり、そのさま身を女墻ひめがきに寄せつゝ城壁の上をゆく者に似たりき 四—六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かくて、当日吉祥寺裏のお鷹べやから伴っていったはやぶさは、姫垣ひめがき蓬莱ほうらい玉津島たまつしまなど名代の名鳥がつごう十二羽。