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堞
ふりがな文庫
“堞”の読み方と例文
読み方
割合
ひめがき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひめがき
(逆引き)
否
(
いな
)
向側を登りつくしてあの高く見える
堞
(
ひめがき
)
の上に
翩々
(
へんぺん
)
と
翻
(
ひるがえ
)
っているに違ない。ほかの人ならとにかく浩さんだから、そのくらいの事は必ずあるにきまっている。早く煙が晴れればいい。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一枚の火の、丸形に櫓を
裏
(
つつ
)
んで飽き足らず、横に這うて
堞
(
ひめがき
)
の胸先にかかる。炎は尺を計って左へ左へと延びる。たまたま一陣の風吹いて、逆に舌先を払えば、左へ行くべき
鋒
(
ほこさき
)
を転じて上に向う。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
堞(ひめがき)の例文をもっと
(2作品)
見る
堞
部首:⼟
12画
“堞”を含む語句
呆堞
堞壁
寒堞
石堞
祭堞
粉堞彫墻