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ひとうず
ふりがな文庫
“ひとうず”の漢字の書き方と例文
語句
割合
人渦
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人渦
(逆引き)
渡
(
わた
)
せ、渡さぬ、の
苦情
(
くじょう
)
が、そこに
人渦
(
ひとうず
)
をまいてもめているすきに、
石見守
(
いわみのかみ
)
の目くばせで、
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
と
菊池半助
(
きくちはんすけ
)
のふたりが、ぷいと、どこかへ
姿
(
すがた
)
を
消
(
け
)
したことを、だれひとり気づいた者がない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
泉殿の殿口、廊門、表門にかけて、一しきり混雑の
人渦
(
ひとうず
)
が巻いた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
誰か、
熱鬧
(
ねっとう
)
の
人渦
(
ひとうず
)
のうちから、その時綽空の輦を眼がけて
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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