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ひっぱさ
ふりがな文庫
“ひっぱさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
引挟
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引挟
(逆引き)
「けれどもね。実は、その時の光景というのが、短銃と短刀同然だったよ。弁持と二人で、女房を
引挟
(
ひっぱさ
)
んで。」
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
自分との事のために、
離座敷
(
はなれざしき
)
か、
座敷牢
(
ざしきろう
)
へでも、送られて
行
(
ゆ
)
くように思われた、
後前
(
あとさき
)
を
引挟
(
ひっぱさ
)
んだ三人の
漢
(
おとこ
)
の首の、兇悪なのが、
確
(
たしか
)
にその意味を語っていたわ。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
見張員と休息員と無頼漢等を
引挟
(
ひっぱさ
)
んで、片手に一人ずつ
引掴
(
ひッつか
)
めば、
洩
(
も
)
れたる者も逃げんとはせず。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひっぱさ(引挟)の例文をもっと
(9作品)
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ひッぱさ