“ひきとめおき”の漢字の書き方と例文
語句割合
引止置100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見捨みすていでし女には持參金道具類とも返す事はならずなどと汝一人の取計とりはからひにて引止置ひきとめおき渡さざるは皆横領せんのたくみならん爰な大惡人めと白眼にらつめしが大岡殿へ向ひ某し儀當年より十八ヶ年以前劔術の師なり養父なりの後藤五左衞門と申すもの諸國修行しよこくしゆぎやうに出し所上州大間々にて病死仕り候みぎり早速同地へ罷りこし師父の追善つゐぜん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)