“ひかは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
氷川75.0%
日河25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目をさますことは氷川ひかはの方にゐた時は一番烈しかつたと思はれたが、この頃では、またその習慣が囘復して來て、夢に見た母の姿を、枕もとに起きあがつてまでも見まはす樣子をする。
義雄はその他の三分の一を以つて、お鳥と共に、氷川ひかはの森かげに於いて、新年を籠城したのであつた。けれども千代子はなほ自分へ義雄の愛が返ると思つてゐるのか、かう云つて叫んだ——
みあに八島士奴美の神、大山津見の神の女、名ははな知流ちる比賣にひて生みませる子、布波能母遲久奴須奴ふはのもぢくぬすぬの神。この神淤迦美おかみの神の女、名は日河ひかは比賣に娶ひて生みませる子、深淵ふかふち水夜禮花みづやれはなの神。