“はんもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
版元69.2%
板元23.1%
判元7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この前、同じ版元はんもとから『地球盗難』を刊行したが、これは意外に好評であった。この『地球盗難』はその後、三夜連続のラジオドラマとして放送され、更に好評を博した。
錦絵の板元はんもとでは正月を当て込みにいろいろの新版を刷り出して、小売りの絵草紙屋の店先を美しく飾るのが習いで、一枚絵もある、二枚つづきもある、三枚つづきもある。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
芥子坊主けしぼうずの前髪を落して、養子の方で、小普請支配石川右近将監いしかわうこんしょうげんと、組頭の小屋大七郎に、初めて判元はんもとの時に会ったが、その時は小吉といったが、かしらが『歳は幾つ、名は何という』と聞きおった故