“はらんば”の漢字の書き方と例文
語句割合
腹這100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その倒れた石碑の上に茶色の毛をした犬のような細長い獣が人間の腹這はらんばいになったように寝ていたが、それが小さな帳面を前へ置いて、一心になって見ているようなふうをしていた。
狐の手帳 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
老人腹這はらんばいになって、何か書見をしている。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
そして、不作法にも、モーニングのまま、その上に腹這はらんばいになって、川手氏に話しかけたのである。
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)