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はばかりさま
ふりがな文庫
“はばかりさま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
憚様
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
憚様
(逆引き)
「
憚様
(
はばかりさま
)
ですが、この手を引張つて下さいましな。ああ、早く、私転びますよ」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
(へん、ちゃぶ屋の姉さんじゃあるまいし、
夜更
(
よふけ
)
にお客は取りませんからね、昼間寝たりなんかしませんよ、はい、
憚様
(
はばかりさま
)
でございますよ、
空
(
あ
)
いたのはそこに出してあら、)といいずてに
伸
(
のび
)
をして
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
これは
憚様
(
はばかりさま
)
です。
些
(
ちよつ
)
と身支度に婦人の
心添
(
こころぞへ
)
を受けるところは
堀部安兵衛
(
ほりべやすべえ
)
といふ役だ。然し芝居でも、
人数
(
にんず
)
が多くて、支度をする方は大概取つて投げられるやうだから、お互に気を着ける事だよ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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