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憚様
ふりがな文庫
“憚様”の読み方と例文
旧字:
憚樣
読み方
割合
はばかりさま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はばかりさま
(逆引き)
左の手を畳に衝いて受けた杯に、おちゃらが酌をすると、「
憚様
(
はばかりさま
)
」と挨拶をする。香油に光る髪が一握程、狭い額に垂れ掛かっている。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
(
憚様
(
はばかりさま
)
ですがちょいとそうおっしゃって下さいましな、またお客様で御邪魔だと悪うございます。)
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「酔はないと申上げ
難
(
にく
)
い事なのですから、私少々酔ひますから貴方、
憚様
(
はばかりさま
)
ですが、もう一つお酌を」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
憚様(はばかりさま)の例文をもっと
(6作品)
見る
憚
漢検1級
部首:⼼
15画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“憚”で始まる語句
憚
憚樣
憚り様
“憚様”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡花
森鴎外