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はなすみれ
ふりがな文庫
“はなすみれ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
花菫
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
花菫
(逆引き)
吾妻下駄
(
あずまげた
)
が可愛く並んで、白足袋薄く、藤色の裾を捌いて、濃いお
納戸
(
なんど
)
地に、浅黄と赤で、
撫子
(
なでしこ
)
と水の
繻珍
(
しゅちん
)
の帯腰、向う
屈
(
かが
)
みに
水瓶
(
みずがめ
)
へ、
花菫
(
はなすみれ
)
の
簪
(
かんざし
)
と、リボンの色が、蝶々の翼薄黄色に
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
今朝
一時
(
いつとき
)
に十一と、
慌
(
あわたゞ
)
しく起出でて鉢を
抱
(
いだ
)
けば
花菫
(
はなすみれ
)
野山に満ちたる
装
(
よそほひ
)
なり。
草あやめ
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
はなすみれ(花菫)の例文をもっと
(2作品)
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