“はつがらす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
初烏50.0%
初鴉50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村によっては食物を三所に分けておいて、今年は早中晩稲のいずれがよろしいかを、占なって見ようとする習慣もあった。これが恐らくは初期の俳諧のいわゆる初烏はつがらすなるものであったろうと思う。
初鴉はつがらす高音たかねに、木々のこずえは、くれないしかけていた。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)