“はしやうふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
破傷風80.0%
波傷風20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もう元氣で、起き出さうとするのを、寢かして置くのに骨が折れます。もう破傷風はしやうふうの心配もないさうですから」
「これは大變だ。併し破傷風はしやうふうにしてもこんなに早く毒が廻る筈はない——吹矢を拜見」
否々少しにても疵は大切たいせつなり自然しぜん等閑なほざり波傷風はしやうふうにもならば容易ならず先兎も角も先刻の茶屋迄御同道ごどうだう申ての事なりサア遠慮ゑんりよに及ばず此駕籠このかごのられよと今惡漢どもの置去おきざりにせし駕籠を引寄ひきよせ浪人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)