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はくとうおう
ふりがな文庫
“はくとうおう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
白頭翁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白頭翁
(逆引き)
これとよく似た例は
白頭翁
(
はくとうおう
)
、歌にオキナグサという花の名の、土地さまざまの変化であるが、それは他日また別にお話をして見たい。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
その証拠に、
白頭翁
(
はくとうおう
)
といわれる今日まで、小生は病気を知らない。およそ病気と称するものはなに一つない。うまいものを食って、寝たいだけ寝る。
小生のあけくれ
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
わが
邦
(
くに
)
の学者はこの草を漢名の
白頭翁
(
はくとうおう
)
だとしていたが、それはもとより誤りであった。この
白頭翁
(
はくとうおう
)
はオキナグサに
酷似
(
こくじ
)
した別の草で、それは中国、朝鮮に産し、まったくわが日本には見ない。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
常陸
(
ひたち
)
の
筑波山
(
つくばさん
)
下では、
白頭翁
(
はくとうおう
)
即ち「おきなぐさ」を、男の児はヤマノフデといっていることが、
横瀬夜雨
(
よこせやう
)
君の随筆にも見えているが、新作であろうと思う。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ゆえに右日本のオキナグサを
白頭翁
(
はくとうおう
)
に
充
(
あ
)
てるのは悪い。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
はくとうおう(白頭翁)の例文をもっと
(3作品)
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