“はくじゅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
伯寿50.0%
柏樹50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
共立学舎は尺振八せきしんぱちの経営する所である。振八、はじめの名を仁寿じんじゅという。下総国高岡の城主井上いのうえ筑後守正滝まさたきの家来鈴木伯寿はくじゅの子である。天保十年に江戸佐久間町に生れ、安政の末年ばつねんに尺氏を冒した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
宮門の柏樹はくじゅが毎夜泣くとか、南方から飛翔ひしょうしてきた数千の鳥群がいちどに漢水へ落ちて死んだとか、不吉な流言をたてて、孔明の出軍をはばめようとする者もあったが、孔明の大志は
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)