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はくいんおしょう
ふりがな文庫
“はくいんおしょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
白隠和尚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白隠和尚
(逆引き)
片側には書物が少々詰めてある。一番上に
白隠和尚
(
はくいんおしょう
)
の
遠良天釜
(
おらてがま
)
と、
伊勢物語
(
いせものがたり
)
の一巻が並んでる。
昨夕
(
ゆうべ
)
のうつつは事実かも知れないと思った。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
白隠和尚
(
はくいんおしょう
)
はその
檀家
(
だんか
)
の娘が妊娠して
和尚
(
おしょう
)
の
種子
(
たね
)
を宿したと白状したとき、世人から
生
(
なま
)
ぐさ
坊主
(
ぼうず
)
と非難されても、平然として
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
すなわち
白隠和尚
(
はくいんおしょう
)
の態度のごときは
日
(
ひ
)
ごろの修養ある者でなければ、為すべきことでない。かく言えば、前に説いたことと
矛盾
(
むじゅん
)
するらしく思われるがそうでない。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
白隠和尚
(
はくいんおしょう
)
の弟子の
東嶺
(
とうれい
)
和尚とかいう人の
編輯
(
へんしゅう
)
したもので、重に禅を修行するものが、浅い所から深い所へ進んで行く径路やら、それに伴なう心境の変化やらを秩序立てて書いたものらしかった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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