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のりめ
ふりがな文庫
“のりめ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
糊目
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糊目
(逆引き)
馬
(
うま
)
の
沓
(
くつ
)
は作っていても登城して来た六名は
糊目
(
のりめ
)
正しい衣服を着、大小も皆、それぞれ、ふさわしいのを差していた。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いつになく
糊目
(
のりめ
)
のついた式服すがたの武蔵。美々しい
螺鈿
(
らでん
)
の鞍など——さては今日のうち登城もすみ、首尾も上々に、就任の沙汰はきまったものと、権之助は早のみこみして
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お扶持だけでは過ごしてゆけず、町医だけでも立ってゆかず、両天をかけてどうやら
雀羅
(
じゃくら
)
だけを張らないでいる外科医者の門前に、
糊目
(
のりめ
)
正しい
裃
(
かみしも
)
の
供侍
(
ともざむらい
)
がズラリと
埋
(
うず
)
まったところはまことに奇観です。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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