トップ
>
のぼりざお
ふりがな文庫
“のぼりざお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
幟竿
50.0%
幟棹
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幟竿
(逆引き)
太夫元の白玉喬は、
繃帯
(
ほうたい
)
した片腕を首に
吊
(
つ
)
り、足も少しビッコを曳いて、木戸口へかかって来たが、ふと
幟竿
(
のぼりざお
)
の下の雷横を見るや
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
舞台姿とはまた違う
艶
(
あで
)
な装いに
脂粉
(
しふん
)
の香を
撒
(
ま
)
きこぼしながら、ツツウと
幟竿
(
のぼりざお
)
の下へ歩いて来て、雷横の顔をさも憎しげに
睨
(
ね
)
めすえていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あまんじて十二
刻
(
とき
)
の恥を民衆の前にうけよう。身の薬だ。と彼は観念の目をふさいで
幟竿
(
のぼりざお
)
を背負っていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
のぼりざお(幟竿)の例文をもっと
(1作品)
見る
幟棹
(逆引き)
低い
幟棹
(
のぼりざお
)
が立っている……と思ううちにその光景は、松の幹の重り合った蔭になってしまった。
空を飛ぶパラソル
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
のぼりざお(幟棹)の例文をもっと
(1作品)
見る