“のご”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仔細如何にと問ひ寄るをこたへも得せず、やうやく涙をのご
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
「真袖もち涙をのごひ、むせびつつ言問ことどひすれば」(巻二十・四三九八)のほか、「庭たづみ流るる涙とめぞかねつる」(巻二・一七八)、「白雲に涙は尽きぬ」(巻八・一五二〇)等の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)