“ねぼれめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
寝惚眼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むくむくと起き上ったる清吉寝惚眼ねぼれめをこすりこすり怪訝顔けげんがおしてまごつくに、お吉ともども噴飯ふきだして笑い、清吉昨夜ゆうべはどうしたか、となぶれば急にかしこまって無茶苦茶に頭を下げ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
一番鶏二番鶏を耳たしかに聞て朝も平日つねよりははよう起き、含嗽うがひ手水てうづに見ぬ夢を洗つて熱茶一杯に酒の残り香を払ふ折しも、むく/\と起き上つたる清吉寝惚眼ねぼれめをこすり/\怪訝顔してまごつくに
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)